モカ日記
 
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2005年11月22日を表示

岡本太郎と俊子

何気なくテレビを見ていたら、「知るを楽しむ」という番組をやっていました。
プレゼンターは毎回違うのかな?今日は石井竜也がプレゼンターで、
岡本太郎と俊子にスポットを当て、究極の愛について考察するプログラムでした。

そうか・・・岡本太郎って結婚してなかったのですよね。
私はてっきり俊子さんは奥さんだと思い込んでいました。
同じ姓を名乗っているのは、養子になったからだったらしく、
生涯夫婦と言うカタチはとらなかったようです。
しかし2人の関係は、芸術家と秘書であり、
時には恋人であり、親友であり、家族であったのです。
ここに存在した究極の愛とは?

岡本太郎と言えば、日本の前衛芸術のパイオニアですから
それはもう天才。良い意味での奇人です。
私も一応芸術方面を志した身です。
自分は中途半端だけど、芸術家の卵とは沢山接してきました。
だから、芸術家の扱いがいかに難しいかは何となく分かります。
今の私には・・・できないでしょう。

2人の出会いは俊子さんが講演会を見に行って感動し、
楽屋で会う所から始まります。そう、乙女が最も憧れるパターンです。
その後岡本太郎のプロジェクトを手伝う方向に発展していきます。
俊子さんは岡本太郎の死を見取り、岡本太郎記念館の館長を勤めあげ、
海外で行方不明になっていた壁画を日本に送る手続きを全て整えた所で亡くなっています。
お気付きのとおり、今回スポットを当てたいのは俊子さんです。
俊子さんのインタビューVTRは、女として目からウロコが落ちっぱなしでした。
「私はね、太郎にこうして欲しいなーとかこうだったらいいのになーとか愛されたいなー
なんて思ったことはこれっぽっちもないの。あの人がしている事についていくだけで充分。
あの人がしたいと思ったことのお手伝いをできるだけで物凄く幸せなの。
太郎の平面作品でね、男女という字を表現したものがあるんだけど、
女が下なのね。あの方は天才ですから分かっていたのね。女の支えがあって男がいるという事を」
なるほど、確かに男と言う字は一見力強く、権力を象徴した様な字ですが足元は不安定です。
対して女と言う字は大地にしっかりと足を広げ、天には器を掲げているようにも見えます。
いつの世も女が大きな受け皿を持って男を支え、下を守る様にできている。
だから男女は2つで1つなのかもしれません。

「特に今の若い方は出会いがないとか言うけれど、気付いていないだけなのね。
どんな人でもその力を伸ばしてあげれば良い。女性はかっこいい男性が好きでしょう?
男性は外で働くものなんだから、働く姿をかっこよくすれば良い。
男性が何かをしよう、したいんだ。と言った時、女性はそれはどうかしら?と否定してはダメ。
それは素晴らしいわね、やった方が良いわ!といって持ち上げてあげる。
そうすれば男性は輝くじゃない。そして輝いている男性を見て更に好きになればいいのよ」
御見それしました。俊子さん、結婚してくださいっ!
クリエイティブな事をしようとする人にとって必要なのは、その作品の絶対の信者です。
俊子さんは岡本太郎の絶対の信者でした。そして何となく思う・・・
岡本太郎は俊子さんの作品のようだ。と。
ここまでの究極は残念ながらなかなか存在しないけれども、
女が男の信者になる事が男女の愛の理想なのかもしれません。
私は誰かの信者になれるでしょうか?
未熟な私は、まだ見返りを求めてしまいそうですが、
今日、目標とすべき女性像に出会えた気がします。



11月22日(火)15:06 | コメント(0) | 通常日記 | 管理


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