| 日本画のような・・・ |
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| 本日の実技は灸頭鍼。 体に刺した鍼の頭にもぐさをつけて燃やす治療法です。 鍼の刺激と、お灸の温かさを同時に体験できると言う、1粒で2度おいしいお得な技法だ。 それなりに技術を要するものでして、最初から人にやる訳にはいかない。 まずは練習用のスポンジみたいな台に刺して特訓する。 先生のチェックを受けてOKが出てから、いざ人体へ! 実技では学生同士がペアになって、かわりばんこに練習する。 やられる側はベットに横になり、まな板の上の鯉になります。 今日はスネにある足三里というツボと、内クルブシの上辺りにある三陰交と言うツボに この灸頭鍼をするので、仰向けに横になり天井を眺める。 線香やもぐさの燃える臭いは、初めのうち法事を彷彿とさせ陰気な感じがした。 おじいちゃんおばあちゃんのイメージはやっぱり強い。 しかし今では心地よくてしょうがない。心落ち着く安らぎの匂いにシフトしてきた。 だからだろうか?とても安らかな気持ちで天井を見ている。 すると足につけられたもぐさの煙がゆっくりと視界に流れ込んできた。 それはまるで日本画の雲を描く表現ように、繊細に美しく見えた。 決してぼかさず、1本の線に勝負をかけて走らされる筆を想像する。 やさしく、柔らかな曲線はやがて宙に溶けて消えていく。 この眼が煙を認識できるわずかな時間をいとおしく想う。 いつか私が死をむかえて、最期の床で見える風景もこんなだろうか。 煙に送られ黄泉へ旅立ち、また盆には煙に迎えられ家へ帰る。 うん。悪くない。なんてね。 そんなことを考えた午前のひととき。
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11月15日(火)01:11 | コメント(0) | 通常日記 | 管理
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