| 「PAPER RUNNER」 |
|
| KKPの舞台作品をDVDにて鑑賞。 KKPはラーメンス小林賢太郎氏の舞台作品プロジェクトです。 今まで「good day house」と「Sweet7」を観ていて、 今日は「PAPER RUNNER」を観る事にしました。 舞台はとある出版社。コミックハボンという漫画雑誌の編集部。 漫画家の卵が自分の作品を編集部に持ち込む所から始まります。 どこか抜けてるおとぼけ編集長。理論派の編集部員、サバイバル系編集部員、 ちょっと気が強い女性編集部員、熱血バイク便のおにいちゃん、 そして気違いじみているが実は天才?謎の編集部員(実はただのバイト) 上記最後の役を演じるのはもちろん片桐仁。
私が見た他のKKP作品は何部かの構成に別れていましたが、 この作品は最後までまるまるぶっ通し。 一回の暗転もなく駆け抜けるように物語が進行しました。 これもタイトルを意識して意図的に取られた構成なのかもしれません。 きっと見せたいのは物語の起承転結ではなく 日常繰り広げられているであろう編集部の風景と そこで起こってくる人と人とのやりとり。 設定は極普通にありえるものだが、 キャラクターの濃さが引き起こすありえない展開。 その辺がやっぱり上手いな~と思いました。 編集部の描写が細かいんですよ。 きっとその道のプロが見ても、あるある!と思うんだろうな。 編集部のシステムや裏事情など、軽い社会見学気分になります。 へえ~なるほど~そういう風になってるのね~。 小林さんの事だから、その辺の調査もぬかりないのでしょう。 あとは何かを作ろうとする者の心情。クリエイター心理も伝わってきました。 物を作る事を生業とする人は、こうやって模索していたりするのでしょう。
私が見た3作品を通して、共通に感じたのは 片桐さんを活かす脚本であり、演出になっているな~と言う事。 実際凄く活き活きしていて、輝いてる~って感じるんですわ。 コントプロジェクトとはまた違う味わいですな。 今回本編に小林さん本人は登場しません。 でも最後にはあ~そうきたか!となります。 紙の上を走る者。何かの肩書きの上で走る者。 その辺をリンクさせて見ると面白いかもしれません。
| |
|
12月2日(金)04:16 | コメント(0) | 鑑賞 | 管理
|